退職理由の説明方法

120901看護師の転職における「最大の壁」である「面接」
そして転職活動における面接でほぼ100%聞かれる「退職理由」(もしくは転職の志望理由)。
全員が聞かれる質問だからこそ勝負の分かれ目なのです。
ここではその「分かれ目」で「勝ち組」に軍配されやすくなるためのコツをお教えします!


●看護師転職サイトでも教えてくれない!?退職理由の話し方

どうして退職するのか。
どうして転職しようと思ったのか。
多少聞き方や言葉が違えど「なぜ辞めるのか・辞めたのか」はほぼ10割の確率が尋ねられる項目です。

そして、前のページの「面接での好感度を上げるコツ」でもお話しましたが、
考えるべきなのは相手にストレスを感じさせない説明方法こそが「カギ」なのです。

まずはNG例を見ていただきましょう。

「母が病気になり入院することになりまして、あ、病名は●●なんですが、この病気というのが2割ぐらい後遺症が残る可能性があるという風に言われていまして。
母は運悪くその2割の方に入ってしまったんですね。あ、後遺症と言いましても母の場合は、不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、えーと、
リハビリをすれば8割方は回復すると言われていました。
そのリハビリが終わるまではいわゆる全介助状態でしたので、私が一度退職し介助をしようと決意しました。
そして、この度、母のリハビリも終わったので復職しようと決断致しました」

文字で書かれていても「…長い!!!」って途中でイライラしてきませんか?
これを口頭で言われたらもっと「長い!!!」って感じるはずです。


●相手に、自分が望む質問をさせると、相手も話の整理がつきやすい

上記のNG例の最もダメなポイントは「相手が口をはさむ隙を与えない」という点でした。

模範例は以下の通りです。Aが志望者、Bが面接官とします。

A「母が全介助状態になった為、一度退職させていただきました」
B「もうお母様の状態はよろしいんですか?」
A「はい、一部介助レベルにまでなれましたので」
B「なるほど。だから以前退職されてから結構な月数が経っているのですね?」
A「はい、母がかかりました病気は●●でしたので、後遺症も結構重たかったですね」
B「なるほど。●●なら確かにこれぐらい時間がかかるのも納得です」

説明している内容はほぼ一緒ですがスッキリして見える気がしませんか?
文章で書いてもこれだけスッキリして見えるのですから対面して会話している人からすればもっとすっきりするはずです。

1フレーズに必要な情報はきちっと押さえつつ、出来るだけ短く簡潔にまとめる。
その答えでは不十分だった場合は相手が追加で質問してくるものです。
最初から完璧に答えてしまう必要はありません。


●志望動機の場合はどう話す?

ただし、「志望動機」など相手が質問を挟んでくることがあまりない項目の場合は、
「相手が色んな相槌を打ちやすいような話し方をする」
という工夫が良いでしょう。
「ええ」とか「はい」しか言いようがない、一方的に用意してきたセリフを言っているだけの雰囲気満点の志望動機なんて右から左へ流れていくだけです。

ここでもAが志望者、Bが面接官とします。
A「志望動機が2つあるのですが、有体に申してもよろしいでしょうか?」
B「どうぞ?」
A「求人票で拝見した条件が私の希望と合致していたから、という理由が1番です」
B「なるほど(笑)」
A「2番目の理由としましては、実は応募する前に一度来院させていただきまして外来の待合室にお邪魔させていただきました」
B「本当ですか!?」
A「はい、それで好きな雰囲気だなと感じたのが最後の決め手になりました。実利とフィーリングのどちらも合致している病院なんてなかなかないと思いますので、是非こちらでお世話になりたいと強く願っております!」
B「行動的ですねぇ(笑)」

こんなにうまく運ぶとは限りませんが上記の例のポイントとしては「面接官が1度も同じ相槌を打っていない」という点です。
もちろん全体を通してこうだと相手も疲れてしまうかもしれませんが、
誰もが教科書通りに覚えてきただけの志望理由を並べるだけの中で、
「こっちが反応取りやすい話し方をしてくる」というのは実はとてもありがたいものなのです。


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